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6月定例会

6月定例会が行われました。
本会議、一般会計質問で初めての質疑をさせていただきました。
茨木市のスポーツ推進、スポーツ施設、子どもたちの非認知能力向上への教育、それぞれについて質疑をさせていただきました。

 

茨木市のスポーツ推進、スポーツ施設について

 

Q. 桑原ふれあい運動広場グラウンドにおいて、昨年に避雷針が設置されましたが、暑さを防ぐための、日差しを避ける場所が少なく、避難所となるような場所がないと考えますが、日差し避け等の設置については、市として検討しているのか。

A.  利用者から日差し避けの設備のご要望をいただいており、日よけシェルターを検討してまいります。

 

Q.  茨木市内のグラウンドにおいて避雷針が設置されていないグラウンドや、熱中症や安全性において課題がある施設や利用者から安全性の懸念の声が上がっている施設が、あればお教えください。また、茨木市としては、今後どのスケジュール感で、改善、対策を行っていくのか。

A. 避雷針を設置していないグラウンドもありますが、グラウンド周辺の状況等を踏まえ、その必要性について今後研究してまいります。 また、庭球場利用者から熱中症対策を求めるご要望があり、移動式の日除けシェルターやパラソルなどを庭球場に設置しております。今後も利用者のご意見、ご要望を伺いながら、スポーツ環境の充実に向けて取り組んでまいります。

 

Q. 次に、「ダムパークいばきた」横に完成予定の新施設の多目的グラウンドの詳細について。

A.  多目的グラウンドは、令和8年度の竣工を予定しております。
コートサイズは、サッカーコートでは68m✕105m、ラグビーコートでは 68m✕117mが確できるサイズとなっており、少年用サッカーコートでは 68m✕50m2面がおさまります。 アップ場は、グラウンド内観客席横のフリースペース 10m✕30mを用意しており、コートアップ場ともに芝は人工芝を予定しております。また、グラウンド外では土舗装となりますが、20m✕40m以上のアップスペースを整備する予定としております。
観客席数は、150席であり、照明はグラウンド4隅と長辺の中間あたり1か所ずつの6カ所設置予定としています。
隣接する管理棟内には、管理事務所、更衣室2室(ロッカーベンチ24基/室)、シャワー室2室(4基/室)、トイレ(多目的トイレ含む)、多目的室を設ける予定であります。

 

多目的グラウンドについては、さらに三点要望をさせていただきました。

①子ども用の公式戦のラインも2面分引いていただき、様々な世代が使いやすいグラウンドにしていただくこと。

②観客席数について、大会の規模によっては、座席数が足りないといった状況も想定されるので、座席数を確保する工夫等を考えていただくこと。

③人工芝について、表面温度の抑制や耐久年数が長い機能面や、ダム湖を横に構えるという立地条件からマイクロプラスチックの流出等の環境面での配慮も考えていただくこと。

 

子どもたちの非認知能力向上への教育について

 

Q. 非認知能力について、JAZZ教育を取り入れるとありますが、実施の詳細について。どういった方面から、非認知能力を養うことに繋げるのか。

A. 小中学校の中から、2学期以降に希望校3校程度、1校1回での実施を予定しております。対象の学年は、学校のニーズに合わせて決定いたします。
子どもたちがまわりの友だちの表現を楽しみながら、音楽に合わせて様々な感情を声や音で独創的に表現したり、知っている曲をJAZZ調にしたものを鑑賞し、曲の雰囲気の変化を理解したりする内容となるよう、教職員と講師が音楽の目標を共有し実施する予定です。
この活動は、学習指導要領における音楽の表現や鑑賞領域の内容にも沿っていると捉えております。

 

要望として、スポーツを取り入れた、非認知能力の教育として、夢先生プロジェクトを要望、提案しました。
様々な競技の現役選手やOB、OGが「夢先生」として学校を訪れ、子どもたちに夢や目標を持つことの素晴らしさや、その夢に向かって努力する大切さ、仲間と協力する精神などを伝える活動になります。

 

また、民生常任委員会では、
①学童保育について
②ケアマネージャーの処遇改善について

この2点について、質問させて頂きました。

民生常任委員会では、高齢者・障害者・児童・母子世帯などの方々の介護や病気の悩み、妊娠や子育ての不安、失業や経済的な不安といった生活上の様々な心配や問題点を対象としております。解決・改善に繋がるような議論にこれからも努めていきます。
私の方からは、学童保育の環境改善についてとケアマネージャーの処遇改善に関して、質問をさせていただきました。子どもから高齢者まですべての世代にとって、住みやすいまちに向けて研究を進めていきたいと思います。

祖父母から子どもたちまでともに茨木市で暮らす私だからこそ、すべての世代の人に声を傾け、すべての世代の人に住みよい茨木市にしたいという想いをもってこれからも進めていきます。

 

今回、初めての議会であり、そして質疑をさせて頂きました
茨木市を前へと進めていくため、本市の問題の解決・改善に繋がるような議論、提案をしていきたいと思います。そのためにも、これからも研究、そして市民の方の声を聞く事を努めていきます。